EUは2011年の福島第一原子力発電所の事故のあと、日本から食べ物を輸入するときの規則を厳しくしてきました。福島県や宮城県など10の県でとれた魚や山菜などを輸入するときは、放射線の検査をした証明が必要でした。
農林水産省によると、EUとノルウェー、アイスランドは8月3日にこの規則をやめました。スイスは、大使館によると15日から規則をやめる予定です。検査をしたり証明をしたりする必要がなくなったため、輸出が多くなると考えられています。
農林水産省は「規則がなくなったことは、災害を受けた地域が前のように戻ることに役に立ちます」と話しています。
中国や韓国、台湾、香港などの国と地域では輸入の規則が続いています。